蒼穹のファフナードラマCD「NO WHERE」「NOW WHERE」感想

 これ聞きながらニヤニヤしていた私の感性おかしいのかな?
なんかギスギスしているって話に聞いたて暗い気分になるかなーと思っていたけど、間違っていないけどギスギスしていてもニヤニヤしちゃうんですけどー。

 改めて、二つのCD共に、基本一騎、総士、真矢の誰かが誰かへの電話シーンをつなげていっている動きのないようなシナリオなんですが、それなのに面白いのがファフナーがファフナーな所ですね(謎)
私は元々この3人の組合せが大好きなので、すっごい面白かった。

 ●「NO WHERE」

 一騎島出事件の直前の話。つまり翔子、甲洋が死んでいて、一騎が総士に対して一番疑心暗鬼していたので二人のやりとりを聞いていると、全部知っている視聴者からしたら総士の半端ない不器用っぷりが笑える。あれ、これに笑っている私おかしい?

 総士が一騎宛ての留守番電話に「お前なら分かってくれると思ってる」とか言った時は本編も思ったけど「これで分かるか!(笑)」と笑い出しそうになった。

 あとNOの方もNOWの方も、真矢の総士に対する声のトーンが悪すぎてこれも笑えるんですけど。
こんなセリフ言ってないけど「は? 何の用?(超テンション低い&早く用件終われオーラびしばし)」みたいな態度なんですよ。一騎としゃべっている真矢と総士としゃべっている真矢違い過ぎ!

 個人的にこのCDで感情移入し易い順でいうと真矢>総士>一騎なんですよね。たぶん総士が一番分かりやすいって人の方が多そうだけど、私は前々から書いているけど真矢ちゃんの気持ち分かるなー。

 個人大事にしないと全体を守る意味なんてないのは正論で、全体を守ることが個人をを守ることになるのも決して間違っていない。

 真矢だって一騎の心を自分が救えるなら、総士にあんなにきつく当たったりしないと思うんですよ。
でも総士じゃないとだめなのにあいつはもーこのやろー! ってなるんだよね。分かるよ。真矢のどうにもできない自分自身の気持ち。「してあげたいのにしてあげられない」人である真矢が事情があるのは分かっていても「してあげられるのにしてあげない」総士と対峙したら、こうなるよね。

 総士はもう、真矢好きな理由はマゾ以外の何ものでもないよ。NOWで説明しているけど、総士が頑なに解こうとしない外面暴いて欲しいだけなんだろ~。真矢がギスギスして総士がそれでも真矢の発言を厭わないで聞いているだけでニヤニヤできる。ニヤニヤ。

 あとはNOの方が、後半がみんな留守番メッセージなのも注目したいところ。会話のキャッチボールが一方通行で返って来ない。正にタイトルの「どこにもいない」各人のバラバラな心を的確に表現している。

 ●「NOW WHERE」

 これはマークザイン乗って一騎が帰って来た後、真矢がパイロットになる直前の話。
ちょこっとだけ乙姫と総士、乙姫と一騎の電話シーンもあります。これがどっちも良いんだよ。

 なので本編の中でも総士、一騎が一番仲良くて平穏な時期に当たります。NO冒頭に比べてNOWの冒頭総士の一騎に対する声がめちゃくちゃ明るくフレンドリーなのを聞くと良く分かるね。えらい違う(笑

 私のツッコミ所は一騎の「翔子みたいな自爆はだめなんだろう?」(うろ覚えのセリフで細部違うだろうけど)
でもね。私はここだけは覚えている。一騎は疑問形だったことを。自爆はだめだろう! じゃなくて、総士がだめだと思っているんだろう? と聞いちゃう辺りに、一騎さんの治ることのない心の病を感じるよ。

 こっちの話は分かりやすく真矢ちゃんが一般論だったな。
貴重な一騎と真矢の怒鳴り合いが聞けたし。総士と真矢は相変わらずだね。なんて不幸な男なんだ総士。

 真矢パイロットしないように相談する総士&一騎のシーンが好きです。真矢ちゃんが珍しくヒロインっぽいぜ(笑)ここらへん、男の子の勝手な独りよがりって感じで微笑ましくもあるよね。
真矢からしたらふざけんな! だけど。それはそれで可愛いな女の子。

 乙姫と総士の会話の「あなただからだよ」は、悶えた後に、悲しくなった。だって乙姫と総士は同じ存在だって言っているようなもんだよね。そして乙姫と一騎の会話を聞いて、やっぱり一騎のキャラクター設定は「全である」キャラを「個」につなぐ役割なんだと確信しました。ちょっとこれ聞いて乙姫→一騎考えると萌えるんですが。乙姫ちゃんはちゃんと線引き分かっているだろうから、余計に悶える。再燃したらどうしてくれる!
ここまでにしよう。うん。

 真矢が総士に「一騎のデータ改竄できたらー云々」は、総士がどうして戦えるかの答えを知りたかったんだよね。結局、総士は一騎に聞かれたときは「パイロット」がいたから、で最後のモノローグでは「彼らがいたから」という答えを返している。もちろんこれも本当の気持ちだろう。けど、うろたえて答えられないと言った総士から真矢は「一騎がいるから戦えるんだ」と思ったんだろうね。

 で、ここから一騎が言っていた、総士はそのまま「個じゃなくて全」を見たままで居て良いよ。につながっている。
つまり、一騎は総士がいるから戦えるけど、総士はそう言えない立場だからそう言わなくていいよ。って言っていた一騎さんまじ偉大。

 総士は真矢さん関連は不幸極まりないが、一騎関連は幸せだ。個人である総士は一騎が肯定してくれるから、総士はつねに全体の総士であり続けられるんだぜ。

 でまた最後が良い。個人が個人を大事にするからみんなを守れる。みんなが守りたいと思える。
真矢→一騎→総士のつながりで、世界が広がっているのが見えてくるのがファフナーらしい美点を表していると思いました。

 最後に、一騎と真矢に振り回されて声が上ずっている総士が微笑ましかった。ラスト付近は本当に3人の関係面白いよなーと思った。
スポンサーサイト
Secret

プロフィール

hawa

Author:hawa
二次元小説は男女(女男)CPかnotCPの健全ものです。
無断転載禁止。版権元、原作者とは一切関係がありません。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

RSSフィード

ブログ内検索