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俺たちに翼はない プレイ記⑦

 人気投票(5/22集計)、女子部門明日香様1位返り咲き(満足)、男子部門シュウちゃんが隼人くんに1位抜かされた!!(どうしよう)
すみません、隼人君がツンデレ萌えキャラ(なぜコメントで萌えキャラ扱いが多いんだw)であるのは重々承知で、私も大好きなのですが、それでも私のシュウちゃんへの愛には敵わないんだ!
明日からシュウちゃん狙い撃ちで投票してやるー。あとえーりんの順位の低さは納得できないので入れてやるー。入れてやる~。

 言い忘れてましたが、コンプティークの、2章CPSS見ました。(本屋のバイトは買わなくても読み放題なんだぜ!)このバカップルめ! だがそこが好き!

 えー、改めまして流石にそろそろ最終回です。コレと残り1個(総評&布教用初見紹介)
えー、BADED×3回収してきました。グレタガルドED、厚生労働省の陰謀ED、ある意味女生徒AED。

 ってゆーか、女生徒Aが声かけてきた時点でBADじゃないよ。ハッピーEDだよ。
残り2つは、恐ろしいEDだった。

「お前が厚生労働省か!」←(京の名言)

 しかし、京BADEDである厚生労働省の陰謀EDは、むしろいかにタカシが異常かを表しているともいえる。このEDが彼女のルートで表裏一体として存在するのなら、やはり彼女のルート自体、私の睨んだとおりにBADEDなんですよね。でもあの京のかすれ声とヤンデレ目は結構たまらんとです。

 さぁ、ここからは、ゲーム全体の構成と考察をちょいっと語りたいです。流石にネタバレになるので追記へ。

 



第一部「多元世界のEDたちについて」

 4章EDが物語の「まとめ」として成立していないことについて、つらつら考えていて思いついたこと。
まず、DJコンドルさんもおっしゃってますが、一章~四章の個別EDたちは、皆並行世界の可能性の一つであって、ぶっちゃけ四章が正当ルートとは誰もいってないのである。

 じゃあなんでわざわざ一個だけルート制限しているのか、と言うとこのルートは、一番「自由度」と「創作度」がもっとも高いルートだからである。

 なぜかというと、1章~3章は、主人公達が自分を守るために、タカシはグレタガルドの世界を守り、鷲介は他人の間を上手く渡り歩き、隼人は他人に近づかないようにしていた。
その内に向いていた力を、部外者(本来守る必要のない他者)に恋してしまい彼女へ向けることによって、彼らはそのヒロインがいるルートへと進むことになる。

 つまりヒロインを選ぶことで、他のルートの主人公達の可能性を失わせることになるのは、彼らがヒロインに対する恋心の象徴だからである。

 だってしょうでしょう。元々一人の人間なんだから。
なぜに4章主人公で各ヒロインを攻略できないのか、と皆さんお嘆きだが、ぶっちゃけその主人公が明日香に恋したら一章EDになって、日和子に恋したら二章EDになって、鳴に恋したら三章EDになりにすぎないのだ。そりゃそのままのストーリーになるわけじゃないだろうケド。

 だって人間って人や場所によって性格(仮面)が変わる生き物であり、そのことは繰り返し繰り返し登場人物が言ってくれている。たまたま道具として解離性同一性障害なんて特殊な設定を持ってきただけであって、やりたいことはぶっちゃけその病気についてじゃないのである。

 だから「俺たちに翼はない」と言う、ゲームはぶっちゃけ一人の人間が色んな女の子に恋したりする普通の恋愛ゲームとなんら変わりないのだ。

 まぁ、つまりプレイヤーが主人公の将来&ヒロインを「選ぶ」ことをしたのが、1~3章EDであり、選ばなかった将来を描いたのが4章EDなのである。

 未来を決めていないから大学行く、とか3人の交友関係と仕事(学校)を今の所全部引き受けるとか、そして、小鳩(元々身内、守るべきものとして当然)のヒロインを据えるとか。しかもご丁寧に、お互いしか見てなくてこの恋は勘違いかも、なんてフラグまで立ててくれる。

 すると皆さんどうだろう。ハーレムルートやら、他の章のヒロインとの恋も期待できる、このルートは何一つ選ばなかったせいで、まとまりに欠ける代わりに、この世界で誰にもなれるし誰とも恋できるし何でも出来ちゃう無限の可能性を秘めているのだ。

 つまり妄想し放題!

 この何でも出来る力こそが「俺たちに翼はないこともないらしいぞ」と言う結論へつながるわけです。
頑張れば出来る! 俺たちはナンだってなれる! プレイヤーに一番にこのメッセージを送りたかった、故に4章がこうなったと。

 すると、小鳩のエロの相手がヨージだったのも頷けますね。明確に4章の本物の主人公にヒロインはいない訳です。プレイヤー如何にですから。

第二部「共通ルートについて」

 共通ルートの1~4章は、長いですよね。
しかし4章終了後に私こう思った。ぶっちゃけこの時点で、値段分の価値があった。と言うかむしろ、シナリオライターの言いたいことは全部この時点でぶちまけているじゃないか。

つまり「かるら」編のこのセリフである。↓

私はふと気付いた。もしかしたら、この世はすべて、赤い電球に照らし出された影絵なのかもしれない。私もこの眼前の女も路地裏の木箱もその中のビール瓶もすべて貴様の作り出した創作物なのかもしれない

まじで? メタオチ?


 針生さんも、似たようなことをおっしゃってます。

京「仮想現実の世界は無限大だよ。生み出すものに制限がないし、この世界みたいにいつまでも断てない繋がりなんてもものもないし」

ハリュー「待て、それなら、現実でも変わらないだろう。大体この世界が虚構現実じゃないと何故言える? 俺もおまえも、どこか知らない場所で作られた、理想の身体でしかない可能性もあるわけだろう」

ハリュー「ここがプレイヤー様の作った世界なら、何も制限なんてないはずだろう。その違いが分からない限り、仮想世界にも興味が持てないんだがなア」


 このセリフは恐らく陛下と会った影響かと思います。ようするに、かるらって、狂人にしか見えないけど、見方を変えれば、ナンにでもなれると思ってた子供(「みんな昔はグレタガルドの勇者だ」)時代を有言実行している人物とも言える。この世界が一元ではなく多元ならば、制限のある、と思い込んでいる我々が間違っていて、制限ないと思えば、本来ナンだって出来るはずなのだ。

 話は戻るが、その無限の可能性が共通の4章に提示されて、物語は実を言うとここで一旦終わっている。ぶっちゃけ起承転結と4章でキレイにまとまってるんです。(少なくとも私は最初そう思ってました) 
 残りは第一部で述べた通り個別ルート(並行世界の未来)は、確定した現在の出来事でなく、プレイヤーに未来を委ねた形で終えることでその「無限の可能性」についての補強をしている。また、そうすることによってプレイヤーの現実世界においても、無限の可能性とエールを送ってるわけです。

 うん。個別ルートって蛇足なんですよね。まぁ、私は2、3章個別ルートはあのカップルが大好きだから良かったんだけど。だからどのルートも微妙に後味悪かったりするんですよ。

おまけ「メタ発言」

 いや、それにしてもこのゲームってばメタ発言多いんですよ。多元世界がテーマで、プレイヤーすらその一要素に組み込むことによって畳み掛けてくる。

 ことさらメタ発言が多いのは「かるら」「カケル」「ハリュー」「明日香」の4人で、こいつらはほぼ包み隠さずシナリオライターの言葉を代弁しまくり。

「明日香萌えない」発言は、裏事情にどうも製作中の社内人気のなさがあったらしいし。

 何より、このゲームの企画段階でのプロットで、絵師の西又葵女史に「つまらなそう」と言われたと聞いて私が確信したのが、共通ルート4章「かるら」編の路地裏3人遊び? シーンのセリフ。

皇帝「ハハハ! もっともらしい逃げ口上だが違うだろう。ただ、てめぇン中の発想の源泉が枯渇しただけだろう、あァん? 世に出た順に並べりゃ明らかだ、貴様の詞から滲む彩は漸次にぶっていた」

ハリュー「語るなよ、芸術家風情が俺の文学を」

皇帝「文学! ハハハ、貴様こそ臆面もなく嘯くな。てめぇで理解しているはずだぜえ、あんなものが文学と呼べるものか」

皇帝「あんなもの、思春期のどの脳みそにだってよぎる取り留めのない電気信号を、飾りもせず出力しただけの自慰行為だ。もっとも……だからこそブンガクよりチンカスを好む小僧どもの共感を集めたわけだ、ア凄え凄え」


 このあとハリューが「分かってんじゃン」とか言うのですが、そうです。このシーンの「芸術家風情が」と口にしたときは、私はもしやと思ってたんです。これ、シナリオライター(王雀孫)と絵師(西又葵)の会話なんじゃ?

 するとこの会話はこう訳せます。(※会話は妄想です。)

西又「この物語って思春期の子供がみんな考えるようなことを、ただそのまま書いているだけですよね? なんかつまんなそう……」

王「絵師がシナリオに口だすな! そうだよ! だからゲームやってるようなガキは共感してくれるんだよ」

西又(なんだ、分かってやってるのか……)

 実際の2人のこと知らないので、信じないでね。ハリューさん、シャッフルの絵がみんな同じ顔とか言って、喧嘩売りすぎなのは、つまんない言われた王氏の復讐だったのでしょうか。

 あと「俺たちに翼はない」と言うゲームが作られたのは「何か新作ゲーム作ってよ」と電話で言われ、その通話中に「俺たちに翼はない」と言われて、王氏が即興で考えたストーリーらしい。

 うん。みんな思い出して。カケルくんがかるらに多元世界について話せと言って、本人覚えてなかったから「今捏造するからヒント!」と言って、思い出した(作った?)お話のシーンでこう述べる。

皇帝「やつの海馬がいま、ほんの一刹那で作りあげた、壮大な虚構世界へ! ハハハハッ、いざなわれてみようじゃねぇかァー!」

 はいはい。共通4章「かるら」編って、ぶっちゃけ「俺つば」の制作過程が描かれているとしか思えない。みなさん、どう思います?

 あと話は変わるが、タカシが引っかかってた<中二階>が中二病の暗喩にしか見えない。(どうでもいいか)

 うーん。やっぱり上手く伝えられない部分もあったと思いますが、ここまで読んでくれた人、偉い。じゃあ、次回で最終回です。(小説書きたいウズウズ)
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theme : 美少女ゲーム
genre : ゲーム

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